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入山料1000倍で見る「天下布武」①

  • 2013/01/19(土) 12:27:50

安土城址(あづちじょうあと) ■所在地/滋賀県近江八幡市安土町下豊浦 ■城郭構造/山城 ■天守構造/望楼型地上6階地下1階(天守現存せず)■築城主/織田信長 ■築城年/天正4年(1576年)

(訪問日/平成25年1月11日)

安土城35
スペイン・セビリア万国博覧会に出展された「信長の館」に展示の
安土城天主5階・6階 原寸復元です。

久しぶりに安土城址を訪ねてみました。安土山にある、信長建立の「摠見寺(そうけんじ)」さんで御朱印がいただけるとの情報でさっそく出発。名神高速道路の八日市インターを降り、近江八幡を目指します。
安土城址のある安土町は、以前は滋賀県蒲生郡(がもうぐん)安土町でしたが、2010年に市町村合併で現在は近江八幡市になっています。

インターから約10km、安土町に入って先ずは安土山登山に備え腹ごしらえと、以前に一度お邪魔したことのある「とんかつ亭 伊呂波」さんへと直行!こちらのお店、ネット検索で見つけたんですが超お勧めですよ(^_^)v
JRの安土駅からも近く、とにかく地元のお客さんでお昼は常に満席状態です。駐車場も滋賀ナンバーの車ばかりでした。(観光客は割と知らない様ですね(^_^;))

伊呂波01
今回は開店してすぐにお邪魔したので空いていてラッキーでしたが、
帰りには駐車場が満杯でした。

伊呂波02
今回注文した「Aランチ」1160円です。お皿がお盆からはみ出してる!

メインの「近江牛のハンバーグ・魚フライ・海老フライ」に、小鉢が2品「手作りおから・冷や奴」、ご飯が大盛りと味噌汁に御漬物です。特に名古屋人には「海老フライ」はたまりませんね(^_^;)
衣もサクサクで、ハンバーグも美味い!ボリュームいっぱいで、お腹もいっぱい!これで安土山登山も大丈夫だなp(^_^)q
今度来た時は絶対「とんかつ定食」頼まなきゃ!お店が「とんかつ亭」ですから…

今回はじめて旅先での料理の紹介をしましたが、これには訳があります。(えっ?どんな?)
これから紹介する写真は、はっきり言ってつまんないです(´-ω-`)
華やかな建物が出てくる訳ではないし、きれいな景色もありません。いくら織田信長が築いた天下の名城「安土城」といえども、今は石垣ばかりです。
興味のない方には全く面白くない写真の連続ですので予めご了承下さい。
そんな方には料理の写真だけでも見ていただこうと、アップさせていただきましたm(_ _)m(あ、また綾鷹ですね?)

それでは、面白くない写真をどうぞ(*^_^*)

安土城古写真06
いきなり暗〜い写真からですが、上は安土山の古写真。下はほぼ同アングルの現在の安土山の遠望です。
今も民家が同じ場所にあるのがよく分かります。(古写真の民家は茅葺きです…)山上には摠見寺の三重塔も見えています。

安土山01
現在の安土山の空撮ですが、信長の時代には周りを琵琶湖に囲まれていました。

次に紹介する写真を見ていただくと、信長も見たであろう当時の景色が非常によく分かります。

安土城古写真07
上が西国三十三観音霊場の観音正寺から安土山を撮影した古写真ですが、湖(白く写っている所)に囲まれています。まるで琵琶湖に突き出した半島の様です。下は同じアングルから撮った現在の安土山。昭和になって干拓のため周りの湖が埋め立てられてしまいました。

この山裾から山上にかけて壮大な総石垣造りの城、「安土城」を築いたのが織田信長です。信長は居城としていた岐阜城から京都に近く、琵琶湖の水運も利用できるここ安土山に天正4年(1576年)1月より築城を開始、天正7年(1579年)5月には完成した天主に移り住んだと言われています。
天主の高さは約32メートル、地下1階地上6階建ての高層建築で、それまでの城にはない独創的な意匠で絢爛豪華な城でしたが、天正10年(1582年)、明智光秀による信長への謀反「本能寺の変」後、まもなくして原因不明の失火によって焼失。完成後わずか3年でこの世から消えてしまいました。築城当時の姿を伝える絵図も現在残っておらずまさに「幻の城」です。

安土城復元02
安土山鳥瞰復元CG(復元:三浦正幸/CG制作:株式会社エス) 
右上が天主。左の山上に摠見寺が見えますが、旧摠見寺の三重塔は今も同じ場所に建っています。

突然、現代へ(*^^*)

安土城30
「安土城址」の石碑、奥が駐車場です。

安土城44
「大手門」の石塁の一部です。

安土城の南口は石塁(いしるい)と呼ばれる石垣を用いた防塁で囲っています。この石塁が設けられた部分は発掘調査の結果、東西が約110mあり、その間に4箇所の出入り口が設けられていたことが分かりました。
通常の城郭では大手門と呼ばれる出入り口が一箇所だけです。信長は安土城に天皇の行幸を計画していたことから、城の正面を京の内裏と同じ3門にし、西枡形虎口(ますがたこぐち)以外の3門を行幸などの公式の場に使用する門にしたのではないかと考えられています。

安土城45
大手門跡を過ぎるといきなり関所の様な柵が…

実は、安土山に登るのには入山料が要ります。ここは1989年〜2009年まで、滋賀県による「調査整備20年計画」が行われており、これからご紹介する「大手道」など、発掘調査で見つかった施設の復元状況を見る事が出来るのですが、以前は入山も無料で誰でも登れるハイキングコースの様になっていました。
私が初めてこちらを訪れたのは学生時代でしたが、もちろん現在の様に整備はされておらず登山道も狭く、クネクネした石段を汗をかきながら登った記憶があります。古城の雰囲気もバツグンで、その後何度も訪れた大好きな場所でした。が…
県による整備計画が終わる頃、2006年の9月から、いきなり山内にある摠見寺さんが入山料を徴収し始めました。
最近の戦国ブームの影響、新しく発見され大々的に報道された「復元された大手道」を見たい、という歴史マニアの欲求につけ込んだ様な入山料の徴収には正直疑問を感じます。

現在の安土山の所有者は摠見寺さんで、長年この山を管理してきた苦労は分かりますが(と言っても以前は荒れ放題…)整備計画が終わり、登山者が増えるのを見込んでの有料化はどんなもんでしょうか?
それも、ここは国の史跡で、整備をした滋賀県が料金を徴収するならまだ納得ですが、一寺院である摠見寺さんがなぜ入山料として徴収するのか?(摠見寺さん、何割か県にバックしてるの?)「人のふんどしで相撲を取る」のは私の心が狭いのか、なんか納得出来ないですね( ̄Д ̄)ノ

タイトルの、入山料1000倍で見る「天下布武」のとおり、現在は入山料が500円、駐車場で500円の計1000円を摠見寺さんに徴収されます。以前は入山料だけで駐車場は確か無料だった様な…
ただの石垣だけの城跡を見るのに1000円も取られるのは、日本中探してもここだけでしょうね(^_^;) 私はここが好きなのでこれからも来るとは思いますが、せいぜい駐車場料金込みで500円が妥当でしょう(ー ー;)
しかし、まさに「坊主◯儲け」とはこの事やな(^人^)ナンマンダブ…

安土城古写真05
無料だった頃の「大手道」クネクネした道幅3mの石段でした。右端に「大手門趾」の石柱がありますが、発掘前はここに大手門があったと考えられていました。(実際は前の写真のようにかなり手前)

安土城02
石段の下から道幅6m、両側に側溝を持つ直線で180mに及ぶ「大手道」と言われる山上に続く登城道が発掘されました。この180mが一番疲れます!歩幅が合わなくてメチャメチャ歩きにくい(T . T)

元々、城郭というのは防御の観点からこのような直線的で長い道は造らないのが鉄則で、その点からも安土城は特異な城であったと言われています。(天皇を迎える行幸道との説もあり)
側溝に架かる石橋の左側に「伝・羽柴秀吉邸」、向かいが「伝・前田利家邸」とされている、家臣の屋敷跡があります。以前はその先に摠見寺(ここから呼捨て(^_^;))の石垣があり、道は左に折れ曲がっていました。
大手道の復元の際に、摠見寺の石垣は取り払われて現在の姿になっています。入山料を徴収し始めたのはこの時の恨みか?

安土城03
「伝・羽柴秀吉邸」跡の石垣です。

安土城04
発掘の結果、礎石などからこの様な建物であったと推定されています。

安土城05
羽柴秀吉邸の復元模型です。(安土考古博物館)

安土城08
「伝・徳川家康邸」跡に建つ摠見寺の仮本堂です。かなり寺域を減らされたのかも?
一応、家康公つながりが出来ました(*^_^*)

安土城10
石段に転用されている「石仏」。

この他にも石段にはいくつもの「石仏」が転用されており、信長は神仏を恐れなかった証拠であるとも言われていますが、秀吉の造った城にも同じ様な例があり、ひどい物に至っては古墳の石棺を転用している物もあるそうです。
この当時は使える石は何でも使え、みたいな感じで信長だけが特異とは言えない様です。

安土城11
これも石垣に転用されていた「仏足石(ぶっそくせき)」お釈迦様の足跡ですが、これはさすがにやり過ぎでしょー、信長さん。

安土城09
真っ直ぐな大手道はここから左に折れ曲がります。下に見えるのが摠見寺の仮本堂ですがやっぱり窮屈な感じが…かなり恨みは深いか?

ここから、二ノ丸、本丸、天主へと続きますが次回へ。

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