スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

徳川御三家の東照宮制覇?

  • 2013/10/26(土) 16:45:46

讃岐東照宮 屋島神社(さぬきとうしょうぐう やしまじんじゃ)■所在地/香川県高松市屋島中町山畑140番 ■御祭神/東照大神(徳川家康公)・頼重大神(松平頼重) ■創建/慶安4年(1651年)■開基/松平頼重

(参拝日/平成25年9月30日)

やって来ました、四国です。今回は「四国八十八箇所霊場」を、香川県限定で“プチ歩き遍路”で廻ってみました。
9月28日、名古屋駅を23:30発の夜行高速バス「コトバスエクスプレス」に乗り、翌朝、宇多津駅に到着。78番札所から74番札所までを逆打ち、宇多津〜多度津〜善通寺までの歩き遍路でした。
初めての四国遍路、1日目は全て歩きということで、さすがに疲れて5ヶ寺しか廻れず、善通寺のビジネスホテルに着いたらグッタリ(T . T) ツアーではないので、1日何ヶ寺を大急ぎで廻るとかのノルマ?もなく、あっちで一服、こっちで一服の気楽なお遍路です。ただ今回歩いてみて分かったのは、長時間休むと歩きたくなくなることです(^_^;) ただ黙々と歩く…、初心者の歩き遍路はこれですかね。

2日目は、琴電に乗って「金刀比羅宮」をゆっくりと奥社まで参拝。琴平から高松までは同じく琴電の志度線で、84番札所の「屋島寺(やしまじ)」へ向かいました。(屋島寺の記事はまた改めて)
屋島寺の前に、ここ「讃岐東照宮」を参拝です。

yasima001.jpg
琴電屋島駅前から屋島山上を望みます。山肌に見える筋は?

yasima002.jpg
ケーブルカーの線路のようですが…正面に見えるのが駅?

yasima030.jpg
屋島ケーブル登山口駅ですが、んんん?ここも廃墟か(^_^;)

定光寺に続いての「廃墟シリーズ」ではありません(^_^;)
この駅は、正面に見える観光地「屋島」へ登るケーブルカー駅で、昭和4年(1929年)に開通しました。山上にある四国霊場八十四番札所の屋島寺や、景勝地の獅子の霊巌への徒歩以外の唯一の足となっていましたが、屋島ドライブウェイの開通、観光客の減少などもあり、2004年10月15日に惜しくも廃線になりました。

讃岐東照宮は、確かこの駅の近くにあるらしいんですが…。

yasima003.jpg
駅のシャッターにある寂しい案内板。歩き遍路さん用の案内のようです。

山上までは徒歩1時間となっています。まずは右へ、屋島神社から参拝です。
その前に、例によって戦前の絵葉書から(^_^)v

yasima028.jpg
屋島ケーブルカーのタイトルの絵葉書。山肌を縫う線路がハッキリ写っています。

yasima029.jpg
案内板にある現在の国道11号線、マクドナルド付近から屋島ドライブウエイ方面を写した絵葉書。真っ直ぐに伸びる道の先が屋島神社です。

yasimababa01
もう少し近くからの撮影のようです。延々と松林が続きます。

yasimababa02
現在の同じアングルからの撮影。今もわずかに松林が残っています。

yasima031.jpg
正面が屋島神社、一の鳥居です。

yasima014.jpg
二の鳥居、石段が続きます。

yasima015.jpg
その先にあるのが注連柱(しめばしら)、石段はまだ続きます。

「注連柱(しめばしら)」は、鳥居の原始的な姿で、笠木・島木・貫などがなく2本の柱に注連縄をかけただけのものです。

yasima027.jpg

yasima026.jpg
この二枚は、現在と同アングルの戦前の絵葉書。

戦前は、立派に根を貼った松の巨木があったようですが、現在は植込みだけで寂しい感じです。

yasima005.jpg
注連柱をくぐった石段の先に「神門(唐門)」が見えてきました。

yasima007.jpg
最後の石段を登ると「神門(唐門)」です。

yasima008.jpg
讃岐東照宮 屋島神社の由緒書きです。

yasima020.jpg
境内案内図です。

ここ讃岐東照宮 屋島神社は、慶安4年(1651年)高松藩主・松平頼重(家康公の孫)が、香川郡宮脇村の本門寿院境内に社殿を建立し、東照宮の神霊を勧請したのが始まりです。

松平頼重(まつだいら よりしげ)は、御三家、水戸徳川家初代藩主・徳川頼房(家康公11男)の長男として元和8年7月1日(1622年8月7日)に生まれましたが、父の頼房は、兄の義直(尾張徳川家藩祖)・頼宣(紀伊徳川家藩祖)に男子がいないのをはばかり、懐妊した側室の久昌院(きゅうしょういん)に堕胎を命じ、家臣の三木之次夫妻(頼房の乳母夫婦)に預けます。しかし、三木之次は江戸麹町の邸宅で秘密裏に出産させ、頼房に隠したまま江戸で育てられました。
実は、頼重の弟である光圀(後の黄門・水戸藩第2代藩主)も懐妊の際、頼房に堕胎を命じられましたが、同じく三木之次夫妻により匿われ、水戸城下の三木邸で出産しています。
頼重はその後、京の公卿・滋野井季吉(しげのい すえよし)に預けられて養育され、10歳の時に水戸へ呼び戻されますが15歳まで父に会う事は許されませんでした。この間、水戸藩の後継ぎには同母弟の徳川光圀(黄門)が決定しています。17歳で常陸下館5万石を与えられますが、水戸家での待遇は光圀に次ぐ次男の扱いでした。この辺り、家康公の結城秀康に対する扱いによく似ています。

寛永19年(1642年)20歳で、交通の要所で天領となっていた四国の讃岐高松に12万石で入封され、やっと長男として相応しい待遇を受けますが、長男として生まれながらここまでかなりの苦労をしています。
後に光圀は、兄を差し置いて水戸藩主になった心苦しさからか、頼重の実子の綱方(早世)・綱條(つなえだ)を養子に迎え、綱條に水戸家の家督を譲っています。ううう…泣ける話しやなぁ(T . T)
一方の頼重は光圀の実子・松平頼常を養子に迎え、家督を譲って隠居しています。つまり、子供同士を交換した訳です(^_^;)

話し戻って…

東照宮は以来、御宮(おみや)と呼ばれ歴代藩主に崇敬されてきましたが、文化元年(1804年)当時の高松藩8代藩主の松平頼儀(よりのり)が、この風光明媚な屋島山麓に新たに社殿の造営を着手、家康公200年忌にあたる文化12年(1815年)に完成させました。その造営費は当時の金額で約14万余両(約70億円)といわれています。
明治4年(1871年)に冠嶽神社(かんむりだけじんじゃ)と改め、明治7年(1874年)に現在の屋島神社に改称。明治15年には藩祖松平頼重が合祀されました。ところが、昭和48年(1973年)2月12日の失火により、惜しくも現在残る神門(唐門)を残し、讃岐日光東照宮とも呼ばれた本殿、拝殿等を全焼。本殿、拝殿は翌年11月に再建されています。

yasima025.jpg
焼失前の貴重な拝殿・本殿の絵葉書です。

yasima024.jpg
同じく左に唐門、右に拝殿を写した絵葉書。

yasima009.jpg
唐門、正面です。門は閉ざされていて中は見えません(T_T)

yasima011.jpg
左右の金網が貼ってある柱は、左甚五郎6世による上り龍、下り龍の彫刻。

yasima010.jpg

houou01
正面には同じく左甚五郎6世による、獅子と鳳凰の彫刻。

yasima013.jpg

yasima012.jpg
金網の貼り方がいささか中途半端な気がしますが…

yasima018.jpg
門の至るところ多彩な彫刻で埋め尽くされています。

この彫刻彫金は、左甚五郎の6世、5代目の左利平忠能(ひだり りへい ただやす)が父の名跡を継ぎ、高松藩松平家の藩命を受け客分棟梁として完成させたといわれています。
火事で焼ける前の拝殿、本殿も素晴らしい彫刻で埋め尽くされていたんでしょうね…残念!

yasima022.jpg
神門は常時閉じられており、お正月しか開けられないようなので隙間から…

yasima021.jpg
隙間から覗いた現在の社殿は、戦前の絵葉書とは違い
簡素なものでした。
まあ、再建に昔の様に何十億も掛けられないでしょうし…

yasima016.jpg
境内から見た市街地、戦前の絵葉書のように一直線に参道が伸びているのが分かります。

左の建物が社務所ですが、窓のカーテンも閉まっており人の気配は無し…。え?じゃあ御朱印は?このまま諦める私じゃあない( ̄▽ ̄)
いつものパターンで、ピーンポーン!(ダッシュではありません(^_^;))すると、すぐに窓を開けていただけました。神職さんではありませんでしたが、お留守番?のお婆さんが「御朱印、書き置きしかありませんが…」良かった!もちろん、OKです!丁寧にお礼を言っていただきました。

yasima023.jpg
ちゃんと日付も書いていただけました。
「讃岐日光東照宮」屋島神社となっています。
葵の御紋がいっぱいの御朱印です(^_^)v

で、タイトルの「徳川御三家の東照宮制覇?」ですが、尾張家の名古屋東照宮、紀州家の紀州東照宮、本来は水戸家の水戸東照宮で完全制覇ですが、水戸にはなかなか行く機会もなく、今回は水戸家支藩のここ高松の讃岐東照宮で、一応プチ制覇にしておきます(^_^;)

前々回から徳川御三家シリーズ?を紹介しましたが、次回は、金毘羅さんで親しまれている「金刀比羅宮」を紹介する予定です。

スポンサーサイト

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

  • 投稿者: -
  • 2014/07/24(木) 01:27:35
  • [編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

  • 投稿者: -
  • 2014/07/24(木) 15:46:26
  • [編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

  • 投稿者: -
  • 2014/07/26(土) 03:24:05
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。